【メールフレーズ】リザーブストックからの自動送信メールに任意の内容を挿入する機能

メールフレーズ(mail_phrases)とは?
「メールフレーズ(mail_phrases)」とは、リザーブストックに用意されている「便利機能」の1つです。
この機能を「自動送信メール」に活用するコトで、「任意の内容」を一括で挿入するコトが可能です。
文章だけだと伝わりにくいので、以下に「ステップメール」への活用例について解説して行きます。
「メールフレーズ」は「ステップメール」への活用が一般的です
「ステップメール」は、内容やシナリオをあらかじめシステムに入力して作成します。
ですので、「任意の内容」を途中でメール本文に挿入するためには、1話ずつメールの再編集を行う必要があり非常に大変です。
このため、「ステップメール」では「最新イベントの宣伝」などを行うコトがとても難しいのです。
ですが、この「メールフレーズ」を活用すると、「任意の内容」を一括で挿入するコトができるので、「ステップメール」でも「最新イベントの宣伝」を簡単に行うコトができます。
「ステップメール」について、作り方や設定方法は以下の記事に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。
その他「メールフレーズ」が活用できる「自動送信メール」の種類について
また、「メールフレーズ」は「ステップメール」以外にも、あらゆる「自動送信メール」へと活用するコトができます。
「メールフレーズ」の機能を活用できる「自動送信メール」は、以下の通りです。
- 自動返信メール(個別予約管理・イベント・物販・契約サービス管理)
- サンキューメール
- あれからいかがですか?メール
- メールマガジン
- ステップメール
- ファストアンサーの回答文
- ファストスコアの回答文
このように、様々な「自動送信メール」にて「メールフレーズ」の機能を活用するコトができます。
ですが、やはり先に解説した「ステップメール」での活用が、最も一般的と言えるでしょう。
メールフレーズを活用する手順について
さて、「メールフレーズ」とは何か?についてを理解していただけたなら、次は実際に「メールフレーズ」を活用する手順について解説をして行きます。
「メールフレーズ」を活用する手順は、以下の3ステップとなっています。
- 「任意の内容」を後で挿入する可能性のある箇所へ「トレーサー」を入力しておく
- 挿入したい「任意の内容」の入力と編集を行う
- メールが自動送信されると「トレーサー」が「任意の内容」に自動で入れ替わる
それでは、これら3つのステップについて、以下に詳しく解説を進めて行きます。
1. 「任意の内容」を後で挿入する可能性のある箇所へ「トレーサー」を入力しておく
「メールフレーズ」の機能を活用するためには、「任意の内容」を後で挿入する可能性のある箇所へと「トレーサー」を入力しておく必要があります。
例えば、「ステップメール」1話ごとの特定の箇所に、あらかじめ「メールフレーズ」の「トレーサー」として「((mail_phrases_1))」と入力しておくというコトです。
なお「リザーブストック」には、全部で3つの「メールフレーズ」の「トレーサー」が用意されています。
- ((mail_phrases_1))
- ((mail_phrases_2))
- ((mail_phrases_3))
これら3種類の「メールフレーズ」の「トレーサー」を使い分けるコトで、全部で3種類の「任意の内容」をそれぞれ挿入するコトができます。
なお、以下の記事で「トレーサー」について詳しく解説しているので、必要な場合はチェックしてみてください。
2. 挿入したい「任意の内容」の入力と編集を行う
次に、挿入したい「任意の内容」の入力と編集を行います。
「リザーブストック」のトップ画面より、以下の3つの手順で操作を行なってください。
- 左側にある濃いブルーの「全体設定」のボタンをクリック
- その下部に表示された薄いブルーの「メール全般の設定」をクリック
- 右下の保存ボタンをクリック
ここまでの手順に従うと、以下のような「mail_phrasesの設定」という見出しが表示されます。
この画面が表示されたら、「メールフレーズ」の1〜3へと、それぞれ「任意の内容」の入力と編集の作業を行います。
なお、「メールフレーズ」には、以下の2種類の入力箇所があります。
- 文字メール(文字のみ/携帯メールアドレス・ガラケー)
- HTMLメール(文字+画像や写真/パソコン・スマホ)
このように、入力できる内容と送信する対象がそれぞれ異なるので、「文字メール」と「HTMLメール」の両方への入力と編集を行うようにしましょう。
もしも「ステップメール」へと活用したい場合には、ここでは「最新イベントの宣伝」などを入力しておくと良いでしょう。
3. 右下の保存ボタンをクリック
このまでの3つの手順を全て終了させたら、画面右下にある「保存ボタン」を必ずクリックしてください。
すると、次にシステムがメールを自動送信する際に、あらかじめ入力しておいた「トレーサー」が、「任意の内容」へと自動的に入れ替わって配信されます。
もしも「ステップメール」への活用を目的として設定した場合には、挿入した「最新イベントの宣伝」が、全ての読者へと1話ずつ送信されます。
メールフレーズを活用する注意点について
これまで、「メールフレーズ」の使い方や活用法について、詳しく解説を進めて来ました。
ですが、実際に「メールフレーズ」を活用するとなると、注意しておいた方が良いポイントがいくつかあります。
そこで、以下に「メールフレーズ」を活用する注意点について、それぞれ詳しく解説を進めて行きます。
((mail_phrases_1))は「初期設定」であらゆる場所に入力されています
実は、「メールフレーズ」の「トレーサー」の1つである「((mail_phrases_1))」は、「リザーブストック」の初期設定にてあらゆる場所に入力されています。
ですので、初めて「メールフレーズ」を使う場合には、全く意図しない場所へ「任意の内容」が誤って表示されてしまう可能性があります。
ですので、「((mail_phrases_1))」を活用する場合には、あらゆる「自動送信メール」の本文をチェックして、不必要な場合には「トレーサー」を事前に消去しておく必要があります。
「任意の内容」を常に最新バージョンへとアップデートする必要があります
「メールフレーズ」を活用している場合は、「任意の内容」を常に最新バージョンへとアップデートする必要があります。
なぜなら、入力した「任意の内容」は、システムがメールを自動送信するたびに、自動的に挿入されてしまうからです。
例えば「ステップメール」へと「メールフレーズ」を活用している場合、最新バージョンへのアップデートを怠ってしまうと、すでに終了してしまった古いイベント情報が届いてしまいます。
ですので、「メールフレーズ」を活用している場合は、常に「任意の内容」を最新へと保つようにしましょう。
3種類の「メールフレーズ」を混同させないようにしましょう
もしも「メールフレーズ」を3種類全て活用している場合は、それぞれ別々の「任意の内容」を入力しているハズです。
ですのでその場合には、3種類の「メールフレーズ」を混同させないように注意しましょう。
混同して間違えてしまうと、全く異なるターゲットへと宣伝や最新情報が届いてしまうコトになります。
まとめ
いかがでしたか?
リザーブストックの便利機能である「メールフレーズの使い方と活用方法」について解説して来ました。
少し複雑に感じる箇所もあるとは思いますが、この記事を繰り返しチェックしながら「メールフレーズ」の活用を繰り返せば次第に慣れて行くハズです。
ですので是非ともこの記事を参考にして、リザストで「メールフレーズ」を活用してビジネスを成功に導いてください。
なお、リザーブストックの使い方については、以下の記事に詳しく解説をしているので、参考にしてみてください。
もしもアナタがまだリザーブストックを利用してない場合は、以下の記事から無料版の登録ができるので是非とも参考にしてみてください。